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はっぴぃさん

¥385 税込

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大人の方からお子様にまで、大切なことを思い出させてくれる、または教えてくれるとっても素敵な1冊です♪荒井良二さん独特の愛らしい絵と手書きの温かみのあることばでイマジネーションたっぷりに伝えてくれます。はっぴいさん　　　　

　　　　　　　　自分の中の“はっぴいさん”に出会うためのお守りみたいな絵本として、大人の方にもおススメ♪またお母さんから願いをこめてお子様へのプレゼントにしても素敵です。大きくなって読み返した時にお母さんやお父さんの願いをこの絵本から感じられるかもしれません。　　　　　

　なんといっても「荒井良二」さんの　絵は子どもに絶大なる人気があります。ラフに書いたように見える絵なのですが、絶妙なバランス感覚で、見ていて心地よくなるような温かみのある絵。確かに大人の私たちが見ていても、どんどん引き込まれて、それだけではなくてその都度、何か大事なものを思い出させてもらえるのですから不思議です。そしてお話もとっても良いお話です。“はっぴいさん”ってどんな人？なんて思ってページをめくるのですが読み終わる頃には、自分の中にいる本当はいつもいるはずの“はっぴいさん”に　あらためて出会えているような気がします。読む人それぞれにとっての大切なメッセージがじんわりと心にしみるような絵本です。やさしい黄色の表紙に白い2羽のハトの絵もなんだか幸せの象徴のようでほんわかと眺めてしまいます。　絵本をディスプレイしても元気が出てきそう！大人の方、お子様にかかわらず、大事なタイミングのギフトなどにもピッタリの絵本です♪♪　　　　　寸法: 24 x 22.2 x 1 cm 　　　作・絵/荒井良二
　　　　【おはなし】はやい　あさです。ぼくは　はっぴぃさんに　あいにいきます。でも　はっぴぃさんには　まだ　あったことがありません。はっぴぃさんはこまったことやねがいごとをきいてくれるのです。やまのうえのおおきないしのうえにはっぴぃさんはときどきくるのだそうです。そしてもう一人少女もはっぴいさんに会いに向かいます。何をするにものろのろの少年は、のろのろじゃなくなるように。何をするにもあわてんぼうの少女は、あわてなくなるように。そんな可愛いお願いごとをかかえて二人は途中で出会います。はっぴいさんはなかなかあらわれないのだけれど「のろのろはなんでもていねいだからだとおもうわ」「あわてるのはなんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ」はっぴいさんはとうとう来ませんでしたが、太陽を見ているうちに、二人はなんだかはっぴいさんに会えたように思うのでした。自分では欠点とおもっていることも見方を変えたり、ほかの人から見ればとっても素敵な長所になったりするのですよね♪そんなことを荒井良二さん独特の愛らしい絵と手書きの温かみのあることばでイマジネーションたっぷりに伝えてくれます。全く違うふたりが、次第にお互いを認め合い、そのことで自分もハッピーな気持ちになっていく。ページをめくるたびにこちらまでほんわか温かい気持ちになって自分や周りの人の短所と思っていた所も「見方を変えればいいのかな・・」と思えてくる。大人の方からお子様まで、大切なことを思い出させてくれるとっても素敵な1冊です♪　　　　　　

＊荒井良二＊
1956年山形県生まれ日本大学芸術学部芸術学科卒業。『なぞなぞのたび』で1999年ボローニャ児童図書展賞、『森の絵本』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞するなど多くの受賞歴をもち、広告や舞台美術などでも活躍する作者。

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