世界でいちばん美しい景色のはなし
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世界でいちばん美しい景色のはなし自分がこの世に生まれてきたわけ・・つながり・・そして今この瞬間に、あの瞬間に世界中でいくつものことがおこってつながっていく不思議このお話からは「自分が存在するこのちいさな瞬間も、大きな世界のどこかと、だれかとつながっている」そしてたった一人の自分からもたくさんの人へ場所へとつながる輝く世界があって、それはだれにも存在するんだ・・という素敵なメッセージが伝わってきます。自分の存在にあらたな感動と勇気をもらえて、大切な人がもっと大切に思える・・・そんな素晴らしい本です。お誕生日のプレゼントなどにもピッタリな1冊です。【おはなし】美しい景色が存在する理由と、あなた自身が存在する理由は、同じもの‥‥。生まれる前から、両親にはなしかけるような“ふしぎ”な子だったぼく。世界中の“声”を聞けて、世界のすべての人と話せる不思議な子だった。やがて僕は大人になり、本当に美しい景色をさがす旅に出た。※※※しずかにゆっくりと、その時その時の景色(シーン)をみせてくれるようなお話なのですが、読み終わるころには心もからだもあったかくなるのを感じました。そしてちょっとつかれたハートもふわ~っ♪と大きくふくらんだような・・そんな感じがわたしはしました。(下記に読者の方の感想も掲載しています)※※※本の挿絵イラストは、chotto futtoでもお世話になっている素材やさん「ふわふわ。り」の清水麻里さんが描いていらっしゃいます。あたたかみのあるイラスト素材では、おなじみの方も多いかと思いますが、力強く「確かにある」ものを感じさせながら、ゆっくりとやさしくすすんでいくお話にぴったりのあたたかなイラストは、お話から感じる素敵な空気感を、じっくりと共感させてくれます。 著者/中村しげき挿絵/清水麻里 総96ページ/B6版/ハードカバー著 者 ま え が き ある本に、「写真家は、ほんとうに美しい景色を見たとき、写真をとらない」 という一節がありました。 もちろん、すべての写真家がそうだとはかぎらないでしょうが、ただ、写真家ではない僕も、なぜだか、この意味がよくわかりました。 というのも、僕が本当に美しい景色とでくわしたあのとき、カメラを持っていなかったのですが、たぶん持っていたとしても、シャッターをきらなかったと思うからです。景色を前にして、アタマがからっぽになっていたはずが、ふいに浮かんできたのは、母と父にかわるがわる抱きかかえられていた、幼い頃の記憶で、こんな美しい景色が存在する理由と、僕自身が存在する理由が、同じもののような気がしたからです。 僕は、この世界に、永遠に記録されている存在だったのだとわかったのです。
著者/中村しげき1974年富山県生まれ。京都精華大学を中退後、ルポライターとなり、『小説新潮』などにアジアの旅行記を発表。『エレナ、目を閉じるとき』(ホノカ社刊)で第8回舟橋聖一顕彰青年文学賞最優秀賞受賞。現在、2児の父親。挿画者/清水麻里1982年神奈川県生まれ。イラストレーター。Webサイト上で、やさしいタッチと独特の空気感のあるフリー素材を提供。http://shimizumari.com/fuwa2li/
この挿絵を書いている清水麻里さん(ふわふわ り)さんのファンで、こちらの本を知りました。PDFファイルから、読ませていただきました。なんとなく感じていたことが、なんとなく分かるような気がしました。
2006.12.14 ki
マジ泣きしました。特に「紀元前の…たった一人でつぶやいた声ですら、この世界に、永遠に記憶されているのです。」というところを読んで、なぜかずっとずっと昔、ひとりで夜空に向かって語りかけていた気がして、そのときのつぶやきをちゃんときいてくれるひとがいたんだなって思えて、「誰か聞いてますか~?聞こえてたら返事してくださぁ~い」ということの返事を今やっともらえたような…、何ともいえない気分です。
旅に持って行きたい本No.1です。
2006.11.22 トラ子
とてもとても素敵なお話でした。今も響いているであろう声に、耳を澄ましてみようと思います。わたしにも、覚えている景色があります。いつかそこに立つことができるといいな。声がきこえるといいな。そんなことを思いました。みんなみんな繋がっていて、気づいていなくても繋がっていて。でも、もしもそれに気付けたなら、世界はきっと、もっと素敵に映るのかな。そんなことを思いました。
2006.9.18 kihida
他の方の感想を読んでいたので、すばらしい素敵な作品なんだろなって思っていました。本当に素敵な内容でした。心に温かいものが溢れました。そして、自分も世界と繋がっていると感じられ、また繋がりたいと思いました。素敵なお話を有難うございました。
2006.9.8 ベティ
清水麻里さんんのHPからこの本を知り、表紙の美しさ、タイトルに惹かれすぐに書店で予約購入し、一気に読みました。この話は本当に体験された話ですか?不思議です。一人ぼっちだと思ってる私の心に世界は通じてる、一人じゃないって思わせてくれました。海外留学を考えている私。不安でしたがきっと素敵な体験が出来る、みんな同じ人間なんだから大丈夫って安心をもらいました。ありがとうございました。
2006.8.19 亜弥
世界にはたくさんの国があり、そのなかでもいろいろな人が個々の生活を送っています。 この絵本を読むと、一人一人は個別の人間だけれど、みんな何かでつながっているんだなぁと暖かい気持ちでいっぱいになりました。 そして、私が生まれてきたことにも意味がある。 読み進めていくうちに、自然と涙があふれてとまりませんでした。
2006.8.11 まゆ
本が送られてきたその日に一気に読みました。読み進めながら話を自分の頭の中で巡らせている間は、不思議と楽になれました。他の人は知らない、私だけの世界観を楽しんでいるような感覚でした。翌日学校で友だちにもこの本を読んでもらいました。いろいろな感想をくれて、私がこの本を作ったわけではないのに妙に嬉しかったです。私にとってたくさんの光景が、いつも見ている光景が、大事に思えてくる本でした。私にとって大切な人や、大切な運命が奇跡に思えてくる本でした。それはそれは、私にとっての世界でいちばん美しい景色なんだなと、少しだけわかった気がします。この本に出会えてよかったです。ありがとうございました。
2006.8.10 早紀
挿絵を描いている素材やさんが好きでこの本を知りました。本当に美しいお話。私は泣かなかったけれど、奥が深くて何度読んでもまた違う観点から読める。こんな本に出会ったの初めてで、本を抱きしめてしまいました。美しいと言う言葉が本当にあっている本です。本には「高学年から」と書いてありましたが、本当にこれは道徳の時間に取り上げてもらってもいいと思いました。
2006.7.20 ことちゃん
素敵!一人じゃない、全て必然であること。そして、なんだか知ってると肯けたり、遠い昔の恋を思い出したような・・・とっても懐かしくて、恋しくて、大事にしたい光をみつけたようでした。もちろん、泣かずには見れませんでした!読み終わってからも、涙が止まらず、一人で隠れて泣きました。涙の分だけ、私は汚れてるのかな?なんて思います。この本をめぐり合わせてくれた人に感謝でいっぱいです!ず~っと大切にしますね♪
2006.7.18 きみる
読みました。とても泣けました。気がつくと,自然と泣いてました。みなさんの感想を読んで一度読んでみて,良かったです。最近すごく元気がでず,落ち込んでいましたが,少しだけ元気になれました。そして,少し勇気がでました。
私は,あのように,旅にでてみたい…と思うようになりました。でも今はまだ社会人ではないので,そんなにも遠くにはでられませんが…いろんなところに,出掛けてみようと思いました。きっかけは本当に大事だと思うようになりました。またお友達にも勧めます。本当にこの本にであえて良かったです。
2006.6.18 青空
読みました。そして静かに涙しました。生まれてきた息子にも、生まれ得なかった息子にも感謝しました。発注した次の日に、ひょんなシンクロが起きて友人に話したら、即発注して即読んで、即涙した・・そうです。ほんとに素敵な本です。今日、感動した話を人に伝えたくなるのよ、と知り合いの方がいうので、よければこの本を読んでみませんか?ってお貸ししました。彼女の口からも伝わっていくような予感がします。『あなたに出会えたこと』にも出会い、この本にも出会った、という事実だけで、今日は幸福感をしっかり味わいました。ありがとうございました。また、優しい素敵な本がうまれていくのを楽しみにしています。
2006.5.17 今ここ
何故だかわからないのですが、読み終わると涙でいっぱいでした。心に何か響いて、それであって寂しいのかうれしいのか・・・。素敵なお話をありがとうございました。ぜひ、本を購入して手元に置いていきたいです。
2006.5.13 春彼 卓
久しぶりに感動しました。一つ一つの言葉に深い意味が込められているようでした。すごく心に染み渡りました素晴らしい作品だと私は思います。
2006.5.8 ノンタン
今、好きな人がいます。彼のすべてを受け止める大きな気持ちでいます。今はまだ片思いだけど、一生彼を支えて生きて行けたらいいなって想っています。素敵な素材に導かれ、この本に辿りつきました。彼への気持ちをよりしっかりと自分に確認させてもらえた気がします。愛されることを経験してるから、誰かを愛することができるのだなって・・・自分の涙がいつもよりやわらかい「やさしい涙」のように感じました。素敵なお話をありがとうございました。
2006.5.3 mimi
本当に、偶然見つけただけでした。タイトルに惹かれて読み始めました。思いがけない物語で、なんだか自分の中にある何かが奮えるのがわかりました。涙があふれてきました。自分が娘を生んだ時のことを思い出しました。ついいらいらして、怒ってばかりの自分でしたが、主人と私を父と母に選んで生まれてきてくれたんだとわかりました。そう気づかせてくれたこの物語に、心から感謝します。本当にありがとう。
2006.4.27 ノボル
どうしてでしょうか。読み終えると涙が頬を伝っていきました。独りじゃないってこと、みんな愛されていることってすばらしいですよね。素晴らしい話をありがとうございます。
2006.4.20 求職中のおとーさん
わかるようなわからないような、覚えているような、、、漠然とした、とても記憶とは呼べない感覚がなんであるのか、一緒に旅をさせていただきながら探っていました。学生時代、二年半ほどの間で、駆り立てられるように辺境と呼ばれる地に何度も足を運んだ理由を、ずっと言葉にすることはできませんでした。でも、あの時期、必要なことであったのでしょう。あれから20年近くになりますが、今では漠然とした感覚と、辺境の地で出会った風景とが混沌となる幸せを感じます。病院のお庭の花畑は、何処につながってゆくのでしょうね。
2006.4.10 唐猫屋
読み終えたとき、何だかやさしい気持ちになりました。自分も一緒に旅をしているように感じました。
2006.4.3 あずさ
「ふわふわ。り」さんから、こちらの物語を知りました。読み終わった後、なんだか涙が溢れてきて、柔らかい光に包まれたような…そんな気分になりました。いのちの重さを感じる素敵な作品ですね。ありがとうございました。
2006.3.27 真由美
おはなしを読んでから、悲しいのか嬉しいのかわからないけれど、涙が止まらないのです。今、世の中には悪いことや嫌なことがいっぱいあるけれど、決してそれだけじゃないのだと思いました。世界でいちばん美しい景色だと思いました。
2006.3.25 ちあき
心があたたかく、やさしい気持ちになりました。これから生きていく中で見る美しい景色や言葉に出会うたびこの話を思い出すと思います。素敵なお話をありがとうございました。
2006.3.24 ゆか
胸の奥から、今まで経験したことの無い思いが溢れ出てきました。とても美しい世界に、訳も無く涙がこぼれて、何度も何度も読み返しました。一人でも多くの人に読んでいただきたいです。
2006.3.19 かおり
とてもとても素敵なお話でした。本当にすてきすぎて言葉だけではうまく言い表せません。私も声を聞いてみたいと思いました。最近とても悩んでいたことがあるのですがそれもふっとびました。このお話を読んで答えが見つかった気がしたからです。この本に出会えて本当に良かった。ありがとうございました。
2006.3.11 まゆこ
こころを穏やかにして寝ようと思い、「美しい景色」で検索をかけ偶然読ませていただきました。涙が自然と溢れ出てきてこころの底から暖かくなるのを感じました。たくさんの人に読んでもらうべき作品だと思います、出会いに感謝。
2006.3.9 とも
はじめまして!ネットを歩いていて偶然「世界でいちばん美しい景色のはなし」を見つけました。 娘たちが生まれてきた朝のこと、そして今ここに存在してくれている理由とありがたさをもう一度思い出させていただきました。どうもありがとうございました!
2006.3.9 sachi
感動して涙があふれました。砂漠の砂を運んだのは川の水・・・という話に深く胸を打たれました。広がりのある話全体の中の何が涙を誘ったのか自分でわからないのですが、心の深いところで満たされる想いと神秘的で美しいものに触れた想いがしています。ありがとうございます。
2006.3.7 玲子
あたたかい、おはなしだと思いました。読み終わったあと、涙が出ました。人の気持ちが優しくて、あたたかくて、忘れてはいけないことが何か分かった気がします。私は今年、高校二年になりますが是非家族にも読んで欲しいと思います。
2006.3.5 ケイ
作品を読み終えて とても心地の良い、幸せな気持ちになりました。子どもが保育器に入っていて「死にたくない」という言葉を発したとき、涙がボロボロとこぼれて、助かって欲しいという気持ちが溢れました。 世界でいちばん美しい景色。私も見たいなぁ。 素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。
2006.2.27 キヨミ
私には生まれて間もない頃の記憶があります。桶の中で体を洗われている赤ん坊の私が桶の中から見た景色、それは例えばお風呂の天井であったり、父の腕であったり、桶の色、これは青色、であったり。そういった記憶です。不思議な話と思われるでしょうか。しかしもしかしたら、全ての人間は生まれた瞬間から、大人がするのと同じように何かを思ったり何かを見たり何かを考えたりできるんじゃないかと思うのです。ただ、そうしていたことを成長するにつれ忘れてしまっただけで。私が桶の中で体を洗われたのは生後1ヶ月頃のことですが、その時はまだ言葉は分からないはずなのに、「これはお父さんの手だな」と、日本語で、心の中でつぶやいたのです。この本を読んで、なんだか涙が出そうになりました。単なる作り話とは思えない気分でした。
2006.2.26 なおこ
すっごく感動しました~~!!もう、号泣です。 バスでであった中国人のひげの長いおじいさんが川と砂漠について言ったことは心に響きました。 息子さんが生まれてから、チラシを配るところ、花がとどくところなどは、世の中すごくつながっている、という感じがしました。 最近、特に都会では人と人のつながりが感じられないことが多いけれど、でも、人間本質的にはこういう暖かいハートを持っているんだよね、と思えました。
2006.2.24 Angel-heart-feather
chotto futtoで本を扱う理由は・・・・ 素敵な本は 本屋さんにたくさんあるけど贈り物にしたいとおもってもなかなか素敵なラッピングで仕上げてくださる本屋さんはないなぁと思ったのがきっかけです。それと、贈り物の本を あけたときに、かわいい雑貨もついていたらますますワクワクしそうだなぁと思っています。おもいがけない絵本のプレゼントを いただいたりするとおとなだって、本当にうれしいものですよね。本と雑貨を組み合わせて、プレゼントしてみてはいかがでしょう^^chotto futtoではワクワクするようなかわいらしいラッピングで本をお届けします!
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